大谷広海AFP事務所

子供にお金の事なんて

子供にお金の事を話すのは、何か変ですし、そんなお金の話を聞くためにお金を出すなんて更に変ですよね?
ですが、まあ、IT時代を超えてAI時代に突入するにあたり、ITやAIの授業についていけない子供や、その先と上を見ている子供にお金についてのつまらない話を聞かせるのも、何かの意味があるかもしれません。
お金は、一定以上の大学に進み、一定以上真面目に取り組めば、入ってきます。そして、一定以上の狂った使い方をしなければ基本的に生活はできるはずです。
ITとAIの発展は目覚ましいです。皆さんは東ロボ君プロジェクトというのを知っていますか? コンピューターを東大入試で合格ラインまで、持っていこうというプロジェクトです。結局、東大に入る前に一応の初期のプロジェクトは終了したのですが、コンピューターは有名私大の合格ラインにたどり着いています。私たち一般的な市民から見たら、その時点で、もう勝てなくないですか? 東ロボ君が有名私大の合格ラインに到達したのは2016年です。もう10年近くになります。
  そのような技術革新の時代に生まれた以上、社会変動に伴う構造の変化は一部は避けえません。
いつか、数学者や物理学者を超えるAIが作られるかもしれませんが、それは、まだまだ先です。けれど、一般的なホワイトカラーの能力を超えるAIの時代はそう遠くはないのかもしれませんね。
AIには人権はありません。AIには権利がありません。
人には権利があり、私有する権利があります。
能力では、AIには勝てません。だから、お金の話を理解することにより、AI時代における、自由としての資産の形成を目指すための端緒とするため、お金の話を学んでみませんか?

起業というものは選択肢の一つ

いい大学に入って、大企業に入るというのは、そもそも戦前からの日本人のアッパーミドルのお定まりのコースであり、今でいう”勝ち組”なるものではあります。そして、IT革命とAIの時代においてもそのことにおそらく変わりはないでしょう。そして、戦前、戦後の再編期には、”勝ち組”としてのそのようなコースを取らずに資本家となるような町工場での起業等の道が残っていました。現在、資本主義は成熟し、階層の流動性は低下しつつありますし、現在のIT起業というものは基本的にアッパーミドル出身者の”勝ち組”が主に主導しています。(知的集約産業である以上必然ですよね。)
将来的には、博士や教授のみが起業できた時代に戻るのかもしれませんが、現在はまだ階層の流動性は皆無ではありません。それ故に、起業は選択肢の一つとなり得ます。
中間層がいくら資金を貯めて子供に期待しても、子々孫々資本家になれない時代はまだ来ていない、と捉えるとき、起業というものは人生を賭けた選択肢と成りうるのかもしれません。
起業するには基本的に理系のアイディアが必要な時期が近いですが、まあ、そういうことは置いて、社会の産業構造と資本主義の意味と仕訳と基礎財務諸表の読み方を一緒に勉強することにより、ファイナンスの基礎を学ぶことは無意味ではないのかもしれませんね。
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